大友 克洋 イベント。 大友克洋、森田修平、安藤裕章、カトキハジメの4監督登壇 銀座で「SHORT PEACE」イベント

大友克洋トリビュートイラスト展《TRIBUTE TO OTOMO EXHIBITION》 タワーレコード渋谷店で開催中!|練馬アニメーションサイト

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ボイスマン美術館にて「本物はちがう」と唸る大友 大友が惚れた、ブリューゲル『バベルの塔』 大友はかねてよりブリューゲルを好きな画家の一人に挙げており、2作あるブリューゲルの『バベルの塔』のうち、ウィーン美術史美術館所蔵の作品をもとにCM映像『未来都市』(1984)を手がけた経歴をもつ。 今回の制作準備にあたり、昨年11月にロッテルダムのボイマンス美術館に赴き原画と対峙。 同館の学芸員との意見交換もおこなって構想を膨らませた。 実物の『バベルの塔』をみた大友は「500年前の絵とは思えないくらい鮮明で、みとれてしまった」とのこと。 ウィーンのほうにも足を運んだそうで、「ウィーンの絵のほうが地平線が高い」など、2作の違いを堪能した様子だった。 ボイスマン美術館の学芸員に絵の構想を語る大友 謎に満ちた『バベルの塔』の内部 原画を観察していくなかで、大友が気になったのは「塔の入り口はどこにあるのか」ということ。 実際に学芸員に尋ねたところ「わからない」という素っ気ない回答が返ってきてしまった。 実のところ、『バベルの塔』はこれまでさまざまな画家が描いてきたが、塔の内部に着眼点を置いたケースは珍しく、研究が進んでいないために現地の学芸員でもわからないことが多いそうだ。 だが、大友には「ブリューゲルは塔の中を考えていたのでは」という思いがあり、実際に『INSIDE BABEL』を制作していくなかで「これが入り口なんじゃないかという門を見つけた」という。 大友はさらに続けて、「塔の左側に川が流れている。 そして手前にきちんと出口がある。 これはきっと、塔の真ん中にも川が流れているに違いないと思った」とも語り、SF大作を世に送り出してきた大友らしい独特の着想を明らかにした。 大友克洋、河村康輔の共作『INSIDE BABEL』 限りなく原画に近い完成度の高さ 『INSIDE BABEL』は遠目に見ると本物と見間違うほど原画そっくりだ。 それもそのはず、本作は「どれだけブリューゲルの絵に近づけるか」を目標とし、大友の描いたスケッチをもとに河村が彩色した線画と、ブリューゲルの絵の画像データを合成して作られているのである。 色づかいもデジタル技術で忠実に再現した。 スケッチを50枚以上描いたという大友は「ブリューゲルの筆のタッチはとても細かい。 おおざっぱに当てはめることはできなかった」と語った。 2万5千にものぼる膨大なパーツを貼り合わせたという河村は「コラージュというよりも絵を描いたという感覚。 とんでもない時間と労力がかかった」と述べ、「どこを作ったのか自分でもわからなくなることがあった」と緻密な作業の大変さを振り返った。

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大友克洋、フランスのアングレーム国際漫画祭で最優秀賞、日本人で初

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ボイスマン美術館にて「本物はちがう」と唸る大友 大友が惚れた、ブリューゲル『バベルの塔』 大友はかねてよりブリューゲルを好きな画家の一人に挙げており、2作あるブリューゲルの『バベルの塔』のうち、ウィーン美術史美術館所蔵の作品をもとにCM映像『未来都市』(1984)を手がけた経歴をもつ。 今回の制作準備にあたり、昨年11月にロッテルダムのボイマンス美術館に赴き原画と対峙。 同館の学芸員との意見交換もおこなって構想を膨らませた。 実物の『バベルの塔』をみた大友は「500年前の絵とは思えないくらい鮮明で、みとれてしまった」とのこと。 ウィーンのほうにも足を運んだそうで、「ウィーンの絵のほうが地平線が高い」など、2作の違いを堪能した様子だった。 ボイスマン美術館の学芸員に絵の構想を語る大友 謎に満ちた『バベルの塔』の内部 原画を観察していくなかで、大友が気になったのは「塔の入り口はどこにあるのか」ということ。 実際に学芸員に尋ねたところ「わからない」という素っ気ない回答が返ってきてしまった。 実のところ、『バベルの塔』はこれまでさまざまな画家が描いてきたが、塔の内部に着眼点を置いたケースは珍しく、研究が進んでいないために現地の学芸員でもわからないことが多いそうだ。 だが、大友には「ブリューゲルは塔の中を考えていたのでは」という思いがあり、実際に『INSIDE BABEL』を制作していくなかで「これが入り口なんじゃないかという門を見つけた」という。 大友はさらに続けて、「塔の左側に川が流れている。 そして手前にきちんと出口がある。 これはきっと、塔の真ん中にも川が流れているに違いないと思った」とも語り、SF大作を世に送り出してきた大友らしい独特の着想を明らかにした。 大友克洋、河村康輔の共作『INSIDE BABEL』 限りなく原画に近い完成度の高さ 『INSIDE BABEL』は遠目に見ると本物と見間違うほど原画そっくりだ。 それもそのはず、本作は「どれだけブリューゲルの絵に近づけるか」を目標とし、大友の描いたスケッチをもとに河村が彩色した線画と、ブリューゲルの絵の画像データを合成して作られているのである。 色づかいもデジタル技術で忠実に再現した。 スケッチを50枚以上描いたという大友は「ブリューゲルの筆のタッチはとても細かい。 おおざっぱに当てはめることはできなかった」と語った。 2万5千にものぼる膨大なパーツを貼り合わせたという河村は「コラージュというよりも絵を描いたという感覚。 とんでもない時間と労力がかかった」と述べ、「どこを作ったのか自分でもわからなくなることがあった」と緻密な作業の大変さを振り返った。

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ストリートなイベント【東京】KOSUKE KAWAMURA SOLO EXHIBITION 2020 大友克洋との共作などで知られるコラージュアーティスト河村康輔の個展!

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私たちが何気なく思い描く、「未来」のイメージを作った男——。 シド・ミードという人物を紹介するとき、この表現は大げさではないだろう。 1960年代、輝かしい未来志向の作風で成功を収めた彼は、その後、「ビジュアルフューチャリスト」として『ブレードランナー』『スタートレック』など数々の傑作SF映画の美術に関わり、いくつもの忘れがたい光景を生み出した。 そんな彼の作品に刺激を受けた一人に、世界的ヒット作『AKIRA』などで知られる漫画家、映画監督の大友克洋がいる。 アーツ千代田3331で『シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019』が開催されるのを機に、大友と、彼の若き友人でコラージュアーティストの河村康輔に話を聞くことができた。 今年2019年は、『ブレードランナー』と『AKIRA』がともに作品の舞台とした年。 憧れを抱かせる「未来」の姿を、ミードや大友が描くことができたのはなぜなのか? 大友が感じている『AKIRA』執筆時と現在のギャップとは? ミードの絵って、気持ちいいんですよね。 直線の質感とかスケール感が気持ちいい。 (河村) —シド・ミードはフォード社のデザイナーから出発し、1970年代に映画美術の世界で活躍を始めました。 大友さんがミードの作品から最初に受けた驚きとは何でしたか? 大友:絵がものすごく上手いのは前提だけど、やっぱり、ひとつの世界観を描いているということですね。 『ブレードランナー』(1982年)の街とか、映画の世界観そのものを描いている。 いまはみんな、映画のプロダクトデザインや舞台美術でミードが描いたようなものを簡単にやってしまうけど、当時はこんな風に描ける人はいなかったんです。 大友克洋(おおとも かつひろ) 漫画家、映画監督。 代表作に『童夢』『AKIRA』などがある。 ペンタッチに頼らない均一な線による緻密な描き込み、複雑なパースを持つ画面構成などそれまでの日本の漫画にはなかった作風で、1980年代以降の漫画界に大きな影響を与えた。 —ミードの作品とはどのように出会ったのでしょうか? 大友:今日持ってきたんだけど、最初はこの『SENTINEL』という画集だね。 1979年に出版されたミードの初作品集。 彼の名前は『スターログ』(アメリカのSF映画誌)で知っていたけど、本格的に絵を見たのはこれだった。 当時、銀座の「イエナ書店」とか数少ない洋書の専門店に月1回は通っていて、たぶんそこで手に取ったんだと思う。 河村康輔(かわむら こうすけ) 1979年、広島県生まれ。 東京都在住。 グラフィックデザイナー、アートディレクター、コラージュアーティスト、『ERECT Magazine』アートディレクター。 多数のアパレルブランドにグラフィックを提供。 ライブ、イベント等のフライヤー、DVD、CDのジャケット、書籍の装丁、広告等のデザイン、ディレクションを手掛ける。 大友:そう。 実際、ミードの作品を見て、映画のプロダクトデザインを始めた人は多いんじゃないかと思う。 『スターウォーズ』にも、ミードの絵を参考にしたと思えるデザインが出てくるよね。 日本でも、当時はみんな『SENTINEL』を持っていたから、ほかの人の作品を見ていると、「あ、これはミードだ」ってすぐわかっちゃう(笑)。 河村:ははは。 —それくらいインパクトのある絵だったんですね。 そして、大友さんも影響を受けた一人であると。 大友:いやあ、いろいろ拝借しているからね(笑)。 一同:(笑) —一例として、『AKIRA』の主人公、金田が乗っているバイクは、ミードがデザインした映画『トロン』(1982年)に登場するバイクからアイデアを得たそうですね。 大友:そうですね。 あれは2つ参照していて、ひとつは高校時代に見た映画『イージー・ライダー』(1969年)のチョッパーのハンドルをすっぽり包むっていう発想。 そして、基本的な楕円形の大きなフォルムというのは、『トロン』のバイクを意識していました。 ほかにも未来の家を描くときや、『武器よさらば』(1981年、漫画作品)のパワードスーツも、ミードを参考にしていた。 昨日、久しぶりにこの画集を見ていたら、いろいろ思い出したね。 プロフィール 大友克洋(おおとも かつひろ) 漫画家、映画監督。 代表作に『童夢』『AKIRA』などがある。 ペンタッチに頼らない均一な線による緻密な描き込み、複雑なパースを持つ画面構成などそれまでの日本の漫画にはなかった作風で、1980年代以降の漫画界に大きな影響を与えた。 映像では、長編アニメーション作品『AKIRA』、『MEMORIES』、『スチームボーイ』など自ら監督として活躍している。 河村康輔(かわむら こうすけ) グラフィックデザイナー、アートディレクター、コラージュアーティスト、『ERECT Magazine』アートディレクター。 アパレルブランドや広告にアートワークやグラフィックを提供するほか、ライブ・イベント等のフライヤー、DVD・CDのジャケット、書籍の装幀など多岐に活動する。 コラージュアーティストとして、様々なアーティストとのコラボレーションや国内海外での個展、グループ展に多数参加。 代表的な仕事に、2012年『大友克洋GENGA展』メインビジュアル、2017年大友克洋氏と共作で『INSIDE BABEL』(ブリューゲル「バベルの塔」展)を制作。 オランダ・ロッテルダムのボイマンス美術館に収蔵。 渋谷PARCOアートウォール企画『AD 2019』で大友克洋氏とAKIRAを使用したコラージュ作品を発表。

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