ヤノ ネ カイガラムシ。 カイガラムシ

第8話 カイガラムシ類の生態と防除対策(病害虫・雑草防除ガイド【害虫と病気の話】)

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従来の殺虫剤にない作用を有し、有機リン剤、カーバメート剤、合成ピレスロイド剤、ネオニコチノイド剤などの薬剤に対して感受性の低下した害虫に対しても有効です。• アブラムシ類、コナジラミ類、カイガラムシ類などのカメムシ目害虫や、チャノキイロアザミウマなどのアザミウマ目害虫に対して高い効果を示します。• 速効的な摂食阻害作用 速やかに吸汁行動に影響を及ぼし、高い摂食阻害作用を示します。 天敵や有用昆虫に優しい。 天敵類への影響が少ないため、IPMでの活用に適しています。 IBR剤:昆虫行動制御剤(Insect Behavior Regulator) 速効的に吸汁活動を停止させ、歩行・飛翔行動を阻害して作物から離脱させます。 また、定着行動を阻害することにより、作物に寄生できないまま死亡させます。 どのような害虫に効果がありますか?• コルトは高い選択性を有する殺虫剤で、特にカメムシ目害虫(アブラムシ・コナジラミ・カイガラムシ類)に対して実用濃度で高い効果が認められています。 また、一部のアザミウマ目害虫(チャノキイロアザミウマ)にも活性が確認されています。 2012年9月回答• コルトは害虫にどのような効き方をしますか?• コルトは害虫の歩行や飛翔行動を阻害して作物から離脱させ、吸汁活動を速効的に停止させます。 2012年9月回答• 作用経路について教えてください。 経口、経皮ともに高い活性を示します。 2012年9月回答• 使用してから害虫への効果はすぐ現れますか?• 吸汁阻害作用は比較的速く発現しますが、死亡するまでには時間がかかります。 また、植物体への定位・定着行動に影響を及ぼし、植物体からの離脱・脱落がみられます。 加害虫は、絶食状態(飢餓状態)になり、ゆっくりと死に至りますが、その間植物体への加害は抑制されます。 2012年9月回答• 抵抗性害虫に対しても効果がありますか?• 既存の薬剤に抵抗性を発達させた害虫(コナジラミ類やアブラムシ類)に対しても、感受性個体群と同様に効果が高いことが確認されています。 2012年9月回答• カイガラムシ類に対する防除適期を教えてください。 カイガラムシ類に対する一般的な処理適期は、幼虫の孵化開始期〜孵化最盛期になります。 地域やカイガラムシの種類により発生時期が異なりますので、地域の防除所や普及指導センターとご相談ください。 2012年9月回答 使用上の注意事項 効果・薬害などの注意• 石灰硫黄合剤、ボルドー液等のアルカリ性の強い薬剤との混用はさけてください。 散布量は、対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせて調整してください。 本剤は植物体への浸透移行による効果は弱いので、かけ残しのないように葉の表裏に十分散布してください。 ぶどうの幼果期以降に使用する場合は、果粉の溶脱を生じるおそれがあるので注意してください。 西洋なしの品種ル レクチエでは落花後から袋かけ前までの散布については果実に薬斑を生じるおそれがあるので使用をさけてください。 おうとうに使用する場合、果実に汚れを生じるおそれがあるので注意してください。 ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意してください。 ミツバチやその巣箱及びその周辺にかからないようにする。 受粉促進を目的としてミツバチ等を放飼中の施設や果樹園等では使用をさける。 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努める。 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法等を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。 なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。 安全使用・保管上の注意• 誤飲、誤食などのないよう注意する。 誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせてください。 使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けてください。 眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。 眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。 作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに洗眼してください。 かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼす恐れがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使い切る。 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。 また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。

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かんきつ ヤノネカイガラムシ : こうち農業ネット

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・葉に寄生した雌成虫 ・羽化直前の雄 ・雄介殻 ・雌成虫の殻と虫体 ・産卵直前の雌成虫(卵に目が形成されている) ・雌成虫内の孵化幼虫 ・歩行幼虫(1齢) ・雌の2齢幼虫 ・6月中旬の雌成虫内の様子(無散布) (カイガラ内に2齢幼虫と1齢幼虫が生存) ・6月中旬の雌成虫の様子(薬剤散布) (カイガラ内の幼虫が死亡) ・1世代幼虫が果実に定着(H13.6.18) ・1世代幼虫が果実に定着直後(H13.6.18) ・はっさく果実に寄生した雌幼虫 ・ハッサク葉上に寄生した雄蛹 ・多発園(ハッサク) ・温州みかん果実に寄生した成虫 天敵これな〜んだ ・若令幼虫を補食中の天敵 ・ヤノネカイガラムシ体内に寄生する 寄生蜂の蛹 ・寄生蜂の成虫(たぶんヤノネツヤコバチ) 寄生蜂の蛹(一つの介殻に二匹の蛹がいてました。 ) 介殻をめくるとこんなのが出てきました。 ・年間の発生回数 : 3回(標準的な初発生は5月中旬、7月下旬、9月中旬)。 ・産卵数 : 卵胎生であり50〜300頭(平均150頭) ・卵期間 : 卵は成虫の胎内で胚子発育までして胎外に産出されるため、 産卵後の卵期は約1時間と短い。 ・越冬形態 : 2齢幼虫、未成熟成虫、成熟成虫で越冬するが越冬完了歩合は成虫で高い。 ・1世代の発生 : 5月中旬に初発、10日と40日後にピークとなり、60日で終息する。 発生後20日で2齢幼虫に、45日後に未成熟成虫となる。 ・2世代の発生 : 7月下旬に初発、8月上旬に最盛期となる。 発生後13日で2齢幼虫に、35日後に未成熟成虫となる。 ・3世代の発生 : 9月中旬に初発、10月に最盛期となるが2世代と重なり明確でない。 ・天敵の種類 : ヤノネキイロコバチ、ヤノネツヤコバチ ・天敵の利用法 : 天敵類への影響の少ない薬剤を使用する。

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カイガラムシの駆除・防除の方法は?無農薬な方法もある? カイガラムシの駆除方法は大きく分けて3つあります。 1つは農薬や殺虫剤をを使った駆除、2つ目は天敵となる虫を近くで放飼するバンカー法、3つ目はブラシなどで擦り落とす手作業による駆除です。 以下にそれぞれの方法を詳しく解説します。 農薬や殺虫剤を使う 農薬や殺虫剤は、手軽に入手できて速効性の高い駆除方法です。 幼虫のカイガラムシであれば、まだ硬い殻に覆われていないため、農薬や殺虫剤がよく効きます。 5~7月頃になると幼虫が孵化しはじめるので、この時期に農薬を散布しましょう。 農薬を使用するときは、近隣の方の迷惑にならないよう、風の強い日は行わないなどの配慮と、マスクやメガネ、ゴーグル、ゴム手袋などを着用して、皮膚に薬剤が付かないようにすることが大切です。 天敵の放飼によるバンカー法 アブラムシの天敵といわれる寄生蜂やテントウムシを近くで放し飼いにしておき、カイガラムシに捕食、寄生させて退治する方法です。 準備や運用に多少手間はかかりますが、一度慣れてしまえば農薬を使わない自然農法なので、野菜への負担がありません。 また、ビニールハウスや畑など、広範囲のカイガラムシ対策にもおすすめです。 ただし、天敵の虫が数千種のカイガラムシ全てを捕食するわけではありません。 種類によって大きさや生態も多少違うため、特定の種類のカイガラムシしか捕食や寄生の対象とならないのです。 例えば、「イセリアカイガラムシ」は、ベダリアテントウムシが好んで捕食してくれ、「ヤノネカイガラムシ」は、ヤノネキイロコバチやヤノネツヤコバチなど寄生蜂が卵を産み付ける対象となります。 ブラシなどで擦り落とす 成虫となったカイガラムシは、ロウのような物質の殻で体を覆っており、農薬や薬剤が体内までとどきません。 そのため、歯ブラシなどで1匹1匹、こすり落としていく必要があります。 時間と丁寧さ、そしてなによりも根気が必要です。 ただ、こすり落とすときに力を入れ過ぎて、植物を傷つけてしまわないよう注意してください。 もし、大量に発生している場合は、枝や茎、葉を切り取って処分するのも1つの方法です。 カイガラムシは予防できる? カイガラムシは、1年を通して風通しの悪い場所で発生しやすい害虫です。 定期的な剪定で風通しを改善し、農薬を散布して予防するのが効果的です。 特に5〜7月の繁殖期は、込み合った枝や葉っぱを切り取り、植え付け前や鉢植えであれば、風通しのよい場所を選びましょう。 12~2月頃、スミチオンやオルトラン、マシン油乳剤(97%剤)、石灰硫黄合剤などを2回ほど散布しましょう。 一度カイガラムシが発生した場所は、翌年も発生しやすいので、重点的に散布するのがコツ。 ただ、石灰硫黄合剤は臭いがあるので、住宅地だと近隣とのトラブルにつながるので注意してください。

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