エヴァンゲリオン 夕日。 エヴァンゲリオン箱根補完計画!第三新東京市に行ってきました!【エヴァンゲリオンFANさいと】

新世紀エヴァンゲリオン 第24話「最後のシ者 / The Beginning and the End, or “Knockin’ on Heaven’s Door”」あらすじ

エヴァンゲリオン 夕日

生年月日:2000年9月13日(15歳) (セカンドインパクトの発生と同日) 血液型:不明 所属:NERV ゼーレ(フィフスチルドレン) 出典: 渚カヲルはアスカが精神ダメージで戦闘不能になったしまったため補充としてやってきたフィフスチルドレンです。 アニメが佳境にさしかかった時に 突然やってきた男の子です。 総司令の息子やユーロ軍の優秀なパイロットという訳ではなく、人類補完委員会(ゼーレ)から送り込まれました。 彼を警戒している大人はいましたが、人手不足で彼がシンジに近づくのをけん制する人はいませんでした…。 距離感が近く自分の領域にぐいぐい入り込んでくるカヲルにシンジはとても戸惑っていました。 歌いながら登場する不思議キャラ カヲルは、今までそばにいた友人が皆いなくなってしまったことでアンニュイに夕日を眺めていたシンジの所に、ベートーヴェンの交響曲第9番を鼻歌でふんふん歌いながら登場しました。 この時の「歌はいいね」と言うセリフは名台詞の一つに数えられています。 まるで歌という物を初めて知った、今まで馴染みがなかったもののように言っています。 不思議ちゃん爆裂なキャラクター性を初登場の時点で表現している印象的なシーンです。 実は使徒、敵だった 名前は最後のシ徒のもじり 出典: 渚という漢字を分断するとシ・者になります。 そしてカヲルという文字を、一つずつ前に戻すとオワリという言葉になります。 使徒を全て倒せば人類に平和が訪れると言われており、最後の使徒であるカヲルを倒して幸せになれるかといえばそういうわけではなく、カヲルの登場はシンジの幸せの完全な終りも意味していたようにも思います。 碇シンジとの関係 ホモキャラ爆誕 出典: カヲルと言えばイケメン、そして ホモキャラです。 それはシンジとの距離感がおかしいことから生まれたファンの感想によるキャラクター付けです。 wikipedhiaによると、使徒アルミサエル戦で相手の攻撃によりレイのシンジを想う気持ちが流れ込んだ結果「好き」という感情に拘るようになったとあります。 それがシンジへの好奇心と相まって、おかしな空気でシンジとの距離を近づけようと色々アピールしていたのでしょう。 アニメスタッフも狙ってキャラデザしていた 出典: キャラクターデザインをする上で、綾波のようなミステリアスな瞳、アスカのような不敵な口元を意識していたそうです。 首が細く肌も白いので お耽美な雰囲気がありますよね。 シンジもカヲルの意味深な行動にドキドキして顔を赤らめているシーンがありました。 心を大きく揺さぶられながらも仲が良くなった為、カヲルが敵だったと判明した時のシンジは怒りに満ちていました。 渚カヲルの名言・名セリフ 歌はいいねぇ 出典: 「歌は心を潤してくれる。 リリンの生み出した文化の極みだよ。 」 歌、音楽というどの人間にとっても身近なものを「文化の極み」と仰々しく形容するので、この一言で 此奴は不思議ちゃんだ…!とわかります。 そしてリリン(人類)というエヴァ特有の用語を使うという世界観の演出が中二心をくすぐります。 怖いのかい?人と触れ合うのが 出典: 「他人を知らなければ裏切られる事も、互いに傷付く事もない。 でも、寂しさを忘れる事もないよ。 人間は寂しさを永久になくす事は出来ない、人は一人だからね。 ただ忘れる事が出来るから人は生きて行けるのさ」 シャワールームでシンジに言ったセリフです。 いきなり全裸で接近されたシンジが戸惑っているシーンもこっちもどぎまぎしながらも笑えました。 文章で見るとなんだか 心に響く名台詞です。 そんな顔しないで…また逢えるよ。 シンジ君 出典: これは新劇場版でのセリフです。 Qでもやはり死んでしまうカヲル君。 破に登場した時からシンジの存在をよく知っているような口ぶりだったり、やっと会えるねと言ったりとまるでアニメ版で死んだあとの来世が新劇場版のような感じに受け取れます。 エヴァは昔から意味深なことを言って視聴者を翻弄するところがあるそうなのであまり深く取らないという人もいますが、色んな布石を回収してくれるはずのシン・エヴァンゲリオンが楽しみです! 画像・イラスト集 世界に二人っきり… 出典: エヴァの世界を象徴する赤い海にカヲルとシンジ。 カヲル君の後ろには初登場時に座っていた岩が見えます。 素敵な世界観ですね。 ダークで精密な描写が素敵 出典: こちらは漫画版作者の貞本先生のイラストです。 とても綺麗ですね~。 アニメ・旧劇場版と漫画版、そして新劇場版はそれぞれキャラクターの性格や雰囲気、来歴や名前などが違います。 漫画版のカヲル君は 少年らしさが強いので映像版のカヲル君とはまたちょっと印象が違っていいですよね。 裸 出典: こちらは新劇場版関連の画像です。 Q以前は月にあるエヴァ関連施設にいたようです。 無重力で空気がない宇宙で保護スーツも無し、むしろ裸でいることができることで人間ではないことを表現しています。 いきなり裸で出てくるのでとてもびっくりしました…。 まあ裸といっても下は穿いていた気がしますが。

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エヴァンゲリオンの高画質なPC壁紙画像まとめ! エヴァンゲリオンの初号機。 暗闇で光る目がかっこいいですね。 エヴァンゲリオンの惣流・アスカ・ラングレーの横顔。 こちらに視線をやる表情が良いです。 エヴァンゲリオンの風景画像。 太陽の光に照らされています。 静寂な雰囲気のエヴァンゲリオン画像。 切なさが伝わってくる感じがします。 エヴァンゲリオンのパイロットたち。 戦いの後でしょうか。 エヴァンゲリオンの惣流・アスカ・ラングレーと綾波レイ。 人気者の二人です。 エヴァンゲリオンの機体たち。 みんなかっこいいですね。 エヴァンゲリオンの仲間たち。 普通の学生らしく見えますね。 零号機。 エヴァンゲリオンはどれもイケメンです。 エヴァンゲリオンの座った綾波レイ。 悲しそうな顔に見えます。 エヴァンゲリオンの学生らしい画像。 青春って感じがします。 エヴァンゲリオンの真希波・マリ・イラストリアスのメガネに手をかけてる画像。 頭良さそうに見えます。 エヴァンゲリオンの惣流・アスカ・ラングレー。 油絵風で良いですね。 エヴァンゲリオンの俯瞰視点の仲間たち。 日常っぽい雰囲気です。 エヴァンゲリオンの渚カヲルと碇シンジ。 周りがずいぶん錆びついて見えます。 エヴァンゲリオンと戦車。 バックの富士山と良く合います。 雨の中のエヴァンゲリオン。 巨大さが伝わってきて迫力がありますね。 仁王立ちするエヴァンゲリオンの惣流・アスカ・ラングレー。 彼女の性格が出たポーズです。 エヴァンゲリオンの惣流・アスカ・ラングレー。 料理に挑んでいます。 エヴァンゲリオンの綾波レイ。 プラグスーツ姿で影のある雰囲気です。 エヴァンゲリオンの女の子3人。 女子会の和やかな場面ですね。 エヴァンゲリオンのパイロット4人。 プラグスーツの画像です。 エヴァンゲリオンのボロボロの町ですが、表情には余裕が感じられます。 エヴァンゲリオンの真希波・マリ・イラストリアス。 プラグスーツ姿です。 エヴァンゲリオンの鳥の群れ。 夕日が美しい壁紙です。 エヴァンゲリオンの惣流・アスカ・ラングレー。 背を向けてこちらに振り返ってます。 戦うエヴァンゲリオン。 火と煙でかっこいい絵になってますね。 エヴァンゲリオンの綾波レイです。 何を見つめているのでしょうか? エヴァンゲリオンのアクションシーン。 巨体でも躍動感がありますね。 エヴァンゲリオンのボロボロになった真希波・マリ・イラストリアス。 それでも表情には笑顔が見られます。

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エヴァンゲリオン箱根補完計画!第三新東京市に行ってきました!【エヴァンゲリオンFANさいと】

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時に西暦2016年。 人々の失われたモノ。 すなわち、心の補完は続いていた。 だが、その全てを記すには、あまりにも時間が足りない。 よって今は、碇シンジという名の少年。 彼の心の補完について語ることにする。 そう言ったシンジに対して、レイが「どうして?」と聞く。 「だって、私はいらない人間だもの」とアスカが答える。 「自分はいらない子供なんだ、自分のことなんかどうでもいいんだ」とシンジは言う。 ミサトは、 「どうでもいいと思うことで逃げているでしょう」とシンジに言う。 失敗するのが怖いんでしょ? 人から嫌われるのが怖いんでしょ? 弱い自分を見るのが怖いんでしょ? 「そんなの、ミサトさんも同じじゃないか!」とシンジは言い返す。 ミサトは、そうよ、と同意して「私たちはみんな同じなのよ」と言う。 心がどこか欠けている。 それが怖い。 不安だからこそ、今一つになろうとしている。 お互いに足りない部分を埋め合おうとしている。 お互いに埋めあおうとする。 それが、補完計画。 人は群れていなければ生きられない。 人は一人で生きていけない。 自分は一人しかいない。 だから辛い。 だから寂しい。 だから、心を、体を重ねたい…… 「ひとつになりたいのね」とレイが言う。 「人は脆く弱いもので出来ている」と冬月が言う 「心も体も、脆くて弱いもので出来ている」とリツコが言う。 「だから、お互いに補完しあわなければならない」とゲンドウが言う。 誰の為に生きてるの?とレイが聞く。 アスカは「勿論、私の為よ」と答える。 シンジは「多分、自分の為に」と答える。 シンジは「わからない」と答える。 生きていて嬉しい?とレイが聞く。 アスカは「嬉しいに決まってるわよ」と答える。 生きていて嬉しい?とレイが聞く。 ミサトは「楽しいことしかしたくないの」と答える。 寂しいのは、嫌いかい?と加持が聞く。 シンジは「好きじゃないです」と答える。 辛いのは、嫌いかい?と加持が聞く。 ミサトは「好きじゃないわ」と答える。 だから逃げるのか?と加持が聞く。 ミサトは「そうよ。 嫌なことから逃げ出してなにが悪いっていうのよ」と答える。 「逃げちゃ駄目だ」とシンジは思う。 どうして逃げてはいけないの?とレイが聞く。 シンジは「逃げたら辛いんだ」と答える。 辛いことから逃げ出したのに?とレイが聞く。 シンジは「辛かったんだよ」と答える。 辛いことがわかってんならそれでいいじゃん!とアスカが言う。 辛かったら逃げてもいいのよ、とミサトが言う。 本当に嫌だったら逃げ出してもいいの、とレイが言う。 しかし、シンジは「でも嫌だ。 逃げるのはもう嫌なんだよ」と答える。 そう、逃げちゃ駄目なんだ。 それは、ただ逃げる方がもっと辛いと感じているから。 逃げ出した辛さを知ったから。 ミサトとアスカが過去を振り返る。 「だから逃げるのが嫌なのね」とレイは言う。 シンジは「だって逃げ出したら誰も相手にしてくれないんだ」と言って、お願いだから僕を捨てないでと願う。 人の言うことにおとなしく素直に従う、それがあの子の処世術じゃないの?とリツコが述べる。 シンジは「そうだよ。 そうしないとまた捨てられちゃうんだ」と答える。 自分が傷付くのが怖いんでしょう?とアスカが言う。 そう思い込んでるだけでしょ?とミサトが言う。 傷付いてるのはシンジ一人じゃないよ、みんなも同じように感じているよ、とみんなが言ってくれる。 しかし、シンジは「うるさい、そんなの関係ないよ。 僕のことなんかどうでもいいんだ」と言って拒絶する。 そうやってすぐに自分の価値を放りだす、とミサトは言う。 私には何もないもの、とレイは言う。 まぁたぁ、価値がないんだと思い込む!とアスカが言う。 そう思って何もしなければ傷つくこともないもの、とミサトが言う。 人に褒められることで自分を維持しているのよ、とアスカは言う。 シンジは「誰も僕を受け入れてくれないんだ」とつぶやく。 僕に価値はない。 誇れるものがない」とシンジは言う。 「だからエヴァに乗ってる」とアスカは言う。 「エヴァに乗ることで、僕は僕でいられる」とシンジは言う。 「エヴァに乗ることで、私は私でいられる」とアスカは言う。 エヴァに乗る前の僕には、何も無かった…… シンジは「エヴァに乗ってるからここにいられる」と考える。 「他には何もないの」とアスカは言う。 「他には何もないもの」とレイは言う。 「僕には何もない」とシンジは思う。 あんたなんか嫌い、あなたのこと嫌いなの、嫌いだな、君のことが。 「ほら、みんなそう思ってる」とシンジは思う。 「きっとそう思ってるんだ」とシンジは言う。 そう思い込んでるだけでしょ、とレイが言う。 シンジは「違う。 だって僕は僕が嫌いだもの」と答える。 だから、みんなもそうだと思い込んでる、とレイは言う。 嫌い!キライ!大ッキライ!! 「でも、褒めてくれるんだ。 エヴァに乗ると褒めてくれるんだ」とシンジは言う。 シンジは「わからない。 いや、どっちも本当の気持ちだ」と答える。 だからエヴァに乗るのね、とミサトは言う。 シンジは「今の僕にはエヴァしかないから」と答える。 そうしないと自分が保てない。 確かにエヴァ初号機はあなたの心の一部。 でも、エヴァにすがっていると、エヴァそのものがあなた自身になってしまう。 本当のあなた自身はどこにもいなくなってしまう。 「いいんだ。 もともと僕には何にもなかったんだ。 習っていたチェロだって何にもならなかったんだ」とシンジは答える。 自分から何もしなかっただけじゃないのとアスカが言う。 「でも、今はエヴァに乗れるんだ」と答えるシンジに、「そのうちエヴァがなければ何もできなくなるのよ。 私みたいに……」とアスカは言う。 Take care of yourself. 憂鬱な気分。 僕の気分みたいだ。 好きじゃない」とシンジは思う。 「夕日。 消えていく命。 私の願い。 好きじゃない」とレイは思う。 今日の始まり。 嫌な一日の始まり。 好きじゃない」とアスカは思う。 「青い空。 暖かいもの。 慣れないもの。 怖いもの。 いらないもの。 好きじゃない」とシンジは思う。 「みんな、みんな、大ッ嫌い!」とアスカが叫ぶ。 何を願うの?とミサトが聞く。 「行きたくない」とアスカは答える。 お父さんの所へ行かないの?と幼いシンジが尋ねる。 「行きたくない」とシンジは答える。 私が消えてしまうかもしれないから。 「その前に欲しいんだ。 僕に価値が欲しいんだ」とシンジは言う。 誰も自分を捨てない、大事にしてくれるだけの価値を。 それはあなた自身で認めるしかないわよ。 自分の価値を、とユイが言う。 「生きていくだけの価値がない」とアスカは言う。 では、あなたは何?と沢山のアヤナミレイが聞く。 「じゃ、僕って何?僕ってなんなんだ!?」 自分の存在自体に疑問を持ったシンジは、虚無の空間へと落ちてゆく。 自分を他人に見せている形。 自分という記号。 体、顔、表情、名前。 それらは、自分を他人に認識させているものに過ぎない。 「じゃあ、僕ってなんだ?」とシンジは問う。 ただ、あなた自身の広がりと境い目があるとレイは言う。 シンジは、 「そうだ。 僕の服、僕の靴、僕の部屋。 それらが僕の一部」と言って分かろうとする。 あなたの意識で繋がっているモノ、とレイは言う。 シンジは、 「僕と感じているものが僕。 僕は僕自身でしかないのか?」と言う。 「でも僕がわからない。 あんたバカぁ?そんなの当たり前じゃん!とアスカは言って、誰もあんたのことなんか分かんないわよ、とぶつける。 自分の事を労わり、理解できるのは自分しかいないのだとミサトは言う。 だから自分を大事にしなさいとレイが言う。 「そんなこと言ったって自分がないんだ、わからないんだ。 大事にできるわけないよ」と言ってシンジはうずくまる。 時間は常に流れ、世界は変化の連続でできている。 なによりも、あなたの心次第で、いつでも変わるものなのよ。 「これは?」 気が付くとシンジは何もない世界に浮かんでいた。 ただただ何もない世界。 それが自由。 何者にも束縛されない、自由の世界だった。 その代わりに何もない。 「そんな、どうしたらいいのかわかんないよ」と言ってシンジは戸惑う。 不安なのねとレイが言う。 自分のイメージがないのねとアスカが言う。 自分が考えない限り、何もない世界。 シンジが「どうしたらいいんですか?」と聞くと、ゲンドウが、不自由をやろうと言って、一本の線を与える。 これで大地ができた。 でもこれで自由がひとつ消えた。 シンジは大地に立たなければならなくなった。 少し不安が消えた。 シンジは歩いてみる。 それは自分の意思。 「これは、僕の意思」 世界に地が存在するのは、あなたの周りの世界。 自分の意思で自由に動ける。 その気になれば、世界の捉え方を変えることができる。 自分自身も変わることができる。 お前をかたどっているのは、お前自身の心とその周りの世界だからな、とゲンドウが言う。 あなたが捉えている、現実の形なのよとミサトが言う。 そこでは自分の存在が消えていくのを感じる。 自分以外なにも無い世界では、自分と世界の境目が無くなっていく。 自分以外の存在がないと、自分の形を認識できないから。 人は、他人を見ることで、自分を知る。 自分の形を知ることができる。 他の人の形を見ることで自分の形を知っている。 他人との壁を見ることで、自分の形をイメージしている。 あなたは他の人がいないと自分が見えないの。 シンジは「他の人がいるから自分がいられるんじゃないか。 一人はどこまで行っても一人じゃないか」と言う。 他人との違いを認識することで、自分をかたどっているのねとミサトが言う。 一番最初の他人は母親、とレイは言う。 母親はあなたとは違う人間なのよ、とアスカが言う。 シンジは「そう、僕は僕だ。 ただ、他の人たちが僕の心の形を作っているのも確かなんだ!」と叫ぶ。 そうよ。 碇シンジ君、とミサトが言う。 やっとわかったの?バカシンジ!! 「ようやくお目覚めね、バカシンジ!」 制服姿のアスカは腰に手を当てて、ベッドの上で寝ぼけ眼を擦るシンジを見下ろしていた。 外には気持ちのいい朝が溢れていた。 「なんだ、アスカか」と冴えない返事をするシンジ。 わざわざ遅刻しないように起こしに来たアスカは、その言葉を聞いて剥れる。 そんなアスカをよそに、二度寝に入ろうとするシンジを見て、アスカは布団を強引に引き剥がす。 台所では母親のユイが洗い物をしながら、だらしのない息子に呆れていた。 そして、いつまでも新聞を読んで動こうとしないゲンドウに支度をするようにせきたてる。 「ああ」とだけ空返事をするゲンドウ。 「もう、いい歳してシンジと変わらないんだから」。 そう言ったユイに「君の支度はいいのか?」と聞き返すゲンドウ。 ユイは、いつでも大丈夫と言って「会議に遅れて冬月先生にお小言言われるの、私なんですよ」と愚痴を言ってみせる。 それでもゲンドウは「君はもてるからなあ」と冗談を言って動こうとしない。 「馬鹿言ってないでさっさと着替えてください」。 そうして夫婦の会話が繰り返される。 シンジの尻を叩いて学校へ行く準備を済ませたアスカは、ユイに挨拶をして玄関を出て行く。 渋滞を横目に、駆け足で学校へ向かうアスカと、その後を追うシンジ。 「今日も転校生が来るんだってね!」と言って浮かれて見せるシンジ。 「まあね。 ここも来年は遷都されて新たな首都になるんですもの、どんどん人は増えていくわよ」と答えるアスカ。 転校生がかわいい女の子だったらいいなと言ってにやけるシンジを見て、アスカは口を尖らせてムっとする。 その時、パンを咥えたまま走るもう一人の少女の姿があった。 初日から遅刻じゃかなりヤバイって感じだよねー」と言って、大通りへ出るための曲がり角へ差し掛かる。 すると、運悪くそこを通り抜けようとしたシンジと頭からぶつかり合って倒れ込んでしまう。 頭を抑えて顔を上げるシンジ。 それに気付いてとっさに乱れた制服のスカートを直す青髪の少女。 その少女は「ごめんね、マジで急いでたんだ」と言って再び駆けていく。 「ホント、ごめんねー」と言ってシンジに手を振りながら。 あまりの急な出来事に、ただ口を開けて少女を見送ることしかできないシンジ。 その様子を後ろから見ていたアスカは、眉間を吊り上げて不満を噛み潰していた。 教室に着いたシンジは、トウジとケンスケに朝の出来事を話していた。 「なにぃ?で、見たんか?」「別に見たってわけじゃ。 チラッとだけ」と言って男同士の会話で騒ぐ。 その様子を見たヒカリは、トウジの耳を引っ張り委員長としての意見を言う。 「尻に敷かれるタイプだな、トウジって」とぼやくシンジに、「あんたもでしょ」とアスカが突っかかると、ケンスケの両側で痴話喧嘩が始まる。 そんな風景を見て「平和だねぇ」とケンスケはつぶやく。 駐車場にタイヤの軋む音が鳴り響くと男子生徒が窓際へと集まってきた。 ミサト先生は男子に大人気。 浮かれるシンジたちを見て「なによ、三バカトリオが。 バッカみたい!」とアスカとヒカリが言う。 「喜べ男子ー。 今日は噂の転校生を紹介する」チャイムが鳴ると同時に、早速ミサトは今日の本題に入る。 「綾波レイです、よろしく」そう言って笑顔を見せたのは、朝シンジがぶつかった青髪の少女だった。 驚くシンジに気付いて、今朝の出来事の文句を言うレイ。 それを聞いて立ち上がったアスカは「言い掛かりはやめてよ」と言ってレイに食って掛かる。 レイは、シンジを庇うアスカにの態度に「何?できてるわけ?二人」と詮索の態度を見せる。 一瞬たじろいだアスカは、「ただの幼なじみよ、うっさいわねぇ」と言って顔を赤くする。 「ちょっと授業中よ。 静かにしてください」とヒカリが委員長らしく注意した。 しかし、担任のミサトは「あぁ、楽しそうじゃない。 私も興味あるわ~。 続けてちょうだい」と言って、その光景を楽しんでいた。 僕の中の可能性。 今の僕が僕そのものではない、いろんな僕自身 があり得るんだ。 段々と分かり始めるシンジ。 そうだ、エヴァのパイロットではない僕もあり得るんだ。 「そう思えば、この現実世界も決して悪いもんじゃないわ」。 もう一度「現実」に戻ってきたシンジにミサトが言う。 それでも、現実世界は悪くないかもしれない。 でも、自分は嫌いだ。 と言って自分を受け入れようとしないシンジ。 すると、みんなの声が聞こえてくる。 「現実を悪く嫌だと捉えているのは、君の心だ」とマコトが言う。 「現実を真実に置き換えている、君の心さ」とシゲルが言う。 「現実を見る角度、置き換える場所、これらが少し違うだけで心の中は大きく変わるわ」とマヤが言う。 「真実は人の数だけ存在する」と加持が言う。 「だが、君の真実は一つだ。 狭量な世界観で作られ、自分を守るために変更された情報。 歪められた真実さ」とケンスケが言う。 「ま、人一人が持てる世界観なんて、ちっぽけなもんや」とトウジが言う。 「だけど、人はその自分の小さな物差しでしか物事を計れないわ」とヒカリが言う。 「与えられた他人の真実でしか物事を見ようとしない」とアスカが言う。 「晴れの日は気分良く……」とミサトが言い、「雨の日は憂鬱……」とレイが言うと、アスカが「……と教えられたら、そう思い込んでしまう」と続ける。 「雨の日だって、楽しいことはあるのに」とリツコが言う。 「受け取り方ひとつで、まるで別のモノになってしまう脆弱なものだ。 人間の中の真実とはな」と冬月が言う。 「人間の真実なんて、その程度のものさ。 だからこそより深い真実を知りたくなるんだね」と加持が言う。 「ただ、お前は人に好かれることに慣れていないだけだ」とゲンドウがシンジに語りかける。 「だからそうやって人の顔色ばかりうかがう必要なんて、ないのよ」ミサトがシンジに語りかける。 「でも、好きになれるかもしれない」 シンジの世界が変わろうとしていた。 「僕はここにいてもいいのかもしれない」 今までいた世界に亀裂が入る。 「そうだ、僕は僕でしかない」 シンジだけの世界が終わろうとしていた。 「僕は僕だ、僕でいたい」 シンジは新しい世界を見つけることができた。 「僕はここにいたい!」 シンジはようやくその世界を受け入れることができた。 「僕はここにいてもいいんだ!」 そこには、みんながいてくれた。 みんなが祝福してくれた。 「おめでとう」ミサト、アスカ、レイが笑う。 「おめでとう」リツコ、加持が拍手を送る。 「おめでとう」ヒカリ、ケンスケ、トウジが笑顔を見せる。 「おめでとう」ペンペン、マコト、シゲル、マヤ、冬月が祝福する。 そして、ゲンドウとユイが、シンジに声を掛ける。 「おめでとう」 「ありがとう」 シンジは溢れる笑顔で答える。 ようやく受け入れることができた、この世界に。 父に、ありがとう。 母に、さようなら。 そして、全ての子供達に おめでとう.

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