フード デリバリー サービス。 「フードデリバリー関連」の本命銘柄は6年で株価60倍!市場は急成長中!

ますます家庭にも浸透するフードデリバリー

フード デリバリー サービス

北京の街にはこうしたフードデリバリーサービスのバイクがあふれている。 中国は外食文化である。 国家統計局のデータによると、2015年の中国の外食産業の規模は3兆2000億元(約52兆7000億円)に達し、日本(25兆1000億円)の約2倍だ。 2018年には約1. 背景として考えられるのが、都市部にある企業での労働時間が長くなる傾向にあること、そもそもほとんどの女性がフルタイムで働いているという現実だ。 3%を大きく上回っている)。 筆者の友人にも、専業主婦は一人もいない。 そのため食事は外食やデリバリーで済ませる家族が多い。 店舗ごとのデリバリーサービスは以前からあった。 日本でよく見かけるピザにとどまらず、マクドナルドやケンタッキー、さらに最近日本でも「出前館」として宅配サービスを始めた牛丼チェーン吉野家も中国では早くからデリバリーをしていた。 だが、これらはすべてファストフード。 中華料理の宅配ニーズは高かったが、自ら配達業務を行うレストランはほとんどなかった。 これを「外売(ワイマイ)」が変えた。 「外売」とは、インターネットデリバリーサービスの宅配業者だ。 ユーザーがスマートフォン(スマホ)の専用アプリを立ち上げると、GPSで場所を特定し、配達可能なレストランを紹介してくれる。 好みの料理などもキーワードで検索でき、配送料や配達目安時間などを基に店や料理を選択。 などで決済すれば完了となる。 あとは、配達を待つだけだ。 フードデリバリーの市場規模は一貫して拡大傾向にある。 「2016年中国外売O2O業発展報告」(iResearch)によると、2010年にはわずか586億元(約9750億円)だった市場規模は、2015年には2391億元(約3兆9850億円)に達している。 それに伴い、外食産業全体に占める割合も、2010年の3. 同報告によると、2018年には市場規模は6619億元(約11兆円)、外食産業全体に占める割合も14. 「2016年中国第三方餐飲外売研究報告」 BigData-Research によると、フードデリバリーのシェア1位は「餓了么」の34. 6%、次いで「美団外売」の33. 6%、3位は「百度外売」の18. 5%となっており、この3社で86. 7%を占める。 食の安全という社会問題を解決する新ビジネス 「外売」のビジネスモデルが普及した最大の理由は、消費者、レストラン、配達員、関係者全ての信用をスマホツールによってしっかりとつなげたことだ。 レストランの食品安全情報。 「外売」によって食の安全問題も改善されつつある。 「外売」普及以前、従来型の店舗ごとのデリバリーではさまざまな問題が起こっていた。 例えば、注文者側では、嫌がらせで大量の食べ物を送りつけるといった問題が起こったこともある。 「外売」は前払いのスマホ決済のため、配達で嫌がらせをするような問題は起こらなくなった。 レストランの信用は評価システムで担保される。 筆者がよく使う「美団外売」では5つ星で評価し、コメントもつけられる。 料理の質が悪かったり、量が少なかったりすると、評価が下がり、ユーザーから選ばれにくくなる。 配達員も同様の信用評価システムで管理されている。 ある日、友人が配送を依頼した「麻辣香鍋(マーラーシャングオ)」の油がすべてこぼれていたため最低評価をつけた。 最低評価を付けられた配達員は、罰金を払わされる上、それ以降の注文が受けにくくなり、自分の売り上げが下がる。 料理がこぼれていたり、配送目安時間より大きく遅れ料理が冷めたりすると最低評価をつけられる恐れがあるため、配達員たちは丁寧かつ速く届けるよう必死だ。 配達員は、原則アプリと個人的に契約しており、会社ごとに契約形態は異なる。 賃金は他業種に比べても安くない。 宅急便との競争で、給料は上がっているようだ。 頑張るほど稼げるため、工場や工事現場の労働者のなり手が減っていると言われる。 住所や電話番号を事前に登録するため、電話口での聞き間違えによる配送ミスもなくなった。 ピーク時の遅配も劇的に減った。 旧来型デリバリーと比較すると、サービスレベルは格段に向上した。 「外売」はさらに食の安全問題の改善にも一役買っている。 以前は実店舗を持たないデリバリー専門の違法業者が横行していた。 マンションの一室を厨房にし、大学などでメニューを配って学生からの注文を受けていた。 当然、営業許可証などは持っていなかったはずだ。 質の悪い食材や調味料を使っていても分からない。 サービス開始当初は規制がなかったため、このような違法業者でも出品できていたが、市場の拡大とともに規制が厳しくなっている。 デリバリー業者も、経営者の情報、食品安全検査の結果、厨房や店舗、営業許可証などの写真も掲載し、レストランの安全性をアピールすることでユーザーからの信用を得ようとしている。 このような努力もあり、違法業者は激減した。 フードデリバリーからスタートした「外売」だが、今ではスーパーマーケットや薬局などでの買い物代行もしてくれる。 通常のネット通販では購入から配送まで早くても1日ほどかかるが、「外売」を使うと1時間以内で届けてくれる。 急な発熱などで外に薬を買いに行けない場合などに便利だ。 足腰の悪い両親のために、子どもが代わりに「外売」で買い物をしてあげる事例もある。 北京の街にあふれる青と赤と黄色のバイク 「外売」を利用する女子大生と構内にあふれるバイク。 変えたのは顧客の利便性だけではない。 「外売」の普及で街の色が変わった。 配達員はお揃いの制服に身を包み、電動バイクの後ろに専用の保温ボックスを積んでいる。 北京で最も目にするのは青色の「餓了么」、黄色の「美団外売」、赤色の「百度外売」の3社だ。 大学の中の景色も変わろうとしている。 中国の大学は原則的に全寮制で、大学関係者の住まいも学内にあることが多く、敷地そのものが「住」「学」「食」一体の一つの街となっている。 私が勤める対外経済貿易大学の片隅にアジア最大ともいわれる女子学生専用宿舎がある。 P字型をした10階建てのビルに約1万人の女子大生が暮らす。 昼夜の食事時間、この宿舎の門の前がカラフルな色の電動バイクであふれかえる。 「外売」が女子大生たちが注文した食事を配達に来ているのだ。 大学内の「食」の場は基本的に学食なのだが、お世辞にもおいしいとは言えない。 近年は比較的裕福な学生も少なくないため、こうして「安いけどまずい」学食から「外売」へと鞍替えする学生が増えている。 北京や上海といった都市部の街の色は今後も青、黄、赤の三色で染められていくだろう。 猛スピードで発展する中国にはまだまだ数多くの社会問題が存在する。 スマホの普及を背景とした新しいビジネスの登場により、その一つ一つが解決されていくだろう。 西村友作+BillionBeats:対外経済貿易大学副教授・西村友作と、ソーシャルプロジェクト・による、取材、調査、執筆チーム。 BillionBeatsはニュースで報じられない中国人のストーリーを集積するソーシャルプロジェクトで、西村はその運営パートナー。 2010年、中国の経済金融系重点大学である対外経済貿易大学で経済学博士号取得。 2013年より現職。 日本銀行北京事務所客員研究員。 専門は中国経済・金融。

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アマゾン撤退!フードデリバリーサービスの勝者は!?

フード デリバリー サービス

近年、デリバリーサービスが注目を集めています。 特に最近ではコロナウィルスの影響により、手軽に始められるデリバリーサービスとしてウーバーイーツへの加盟店申請を検討している飲食店も増えているでしょう。 そこで今回は、ウーバーイーツや出前館などの食事を配達する「フードデリバリー」について、その歴史から現在の市場までわかりやすくご紹介していきます。 フードデリバリーとは フードデリバリーとは、飲食店の商品を自宅などの指定住所までお届けするサービスやその業者を指します。 出前とも呼ばれていますね。 ひと昔前までは、フードデリバリーサービスを利用する際、近所の飲食店に直接電話をかけて注文をするというのが主流でした。 しかし2000年以降、インターネット上で注文ができたり、一つのポータルサイトで様々な飲食店のデリバリーサービスを選べるようなサービスも登場しています。 フードデリバリーの歴史 フードでデリバリーに関する歴史や時代とともに変化したフードデリバリーの流れをチェックしてみましょう。 フードデリバリーの原点は江戸時代? フードデリバリーや出前の歴史は江戸時代まで遡ります。 まだ冷蔵保存などの機能などが発達していないこの時代、移動販売によって食事や食品を運びながら販売していました。 お客様に来店してもらうのではなく、店側がお客様のところへ移動しながら販売するというスタイルが、フードデリバリーの元祖とされています。 その後、時代は昭和。 デリバリーサービスが浸透し始めたこの時代、メニュー表やラチラシからメニューを決め、固定電話で注文をするという流れとなりました。 宅配ピザの登場でさらにフードデリバリーが浸透 そして1985年、東京の恵比寿に宅配ピザである「ドミノピザ」日本1号店が開店。 ピザとしてはもちろん、フードデリバリーのチェーン店の元祖と言えるでしょう。 そこから様々な宅配ピなどのデリバリーサービスが登場しました。 これにより、近年のフードデリバリーの形態である「インターネット上で簡単に注文ができる」という方法が実現。 デリバリー業界は時代とともに変化を遂げ続けているのです。 フードデリバリーの市場 近年のフードデリバリーの状況はどうなっているでしょうか。 以下でチェックしていきましょう。 日本のフードデリバリー市場 エヌピーディー・ジャパン株式会社の「外食・中食調査レポート」によると、2018年度のデリバリー市場は4,084億円に達し、前年比として5. 9%増加しています。 3%と、年々フードデリバリーの市場は拡大しているといえるでしょう。 デリバリーサービスの利用割合を見てみると、直接飲食店が独自で行うデリバリーサービスが36%と最も多いものの、7社の主要デリバリーサービスが44%ほどを占めている結果となっています。 こうした市場の拡大やデリバリーサービスの各社の利用率などを踏まえても、2大勢力とも言える出前館やウーバーイーツなどのフードデリバリーが成長していくと予想できるでしょう。 参考データ: フードデリバリーに関する消費者の状況や反応 MMD研究所と株式会社コロプラが行った調査によると、首都圏の18~49歳の男女のフードデリバリーに関する意識は以下のようになっています。 インターネット上のフードデリバリー利用状況 1年以内に利用したことがある=29. 9% 男女ともに30代が最も利用率が高く、ともに40%近くとなっているようです。 最も利用するフードデリバリーサービス 飲食店独自のデリバリーサービス、出前館、ウーバーイーツが上位となりました。 インターネット上でフードデリバリーを利用するメリット ネットで注文できる、食事の準備が楽、気軽においしい料理を食べられる、などが挙げられています。 昔の出前とは違い、電話で話すしながら注文する必要もなく、支払いもオンライン上で行えるという強味が影響しているのでしょう。 インターネット上でフードデリバリーを利用するデメリット 値段が割高、配達時間がかかる、配送料がかかるといった不満もあるようです。 しかし、配達コストを踏まえると、通常の来店時よりも値段が上乗せされたり、配達料が発生配達料していまう点は仕方ないかもしれません。 最近では、配達料無料のキャンペーンを行っている場合もあるため、こうしたタイミングでお得に使うなどしてみると良いかもしれません。 参考資料: フードデリバリーが拡大する理由 では近年フードデリバリー市場が拡大している理由にはどのようなものがあるのでしょうか。 代表的な理由や背景を確認していきましょう。 オンライン上で注文できる スマホやインターネットの普及が進んだ現代。 インターネット上で様々な手続きが簡単に行えるようになっています。 フードデリバリーにおいても、インターネットで検索するだけで、希望のデリバリーサービスを見つけることができ、支払いまで完了できるようになっています。 飲食店独自のデリバリーサービスはもちろんですが、出前館やウーバーイーツなどのように一つのサイト上でいくつもの飲食店という選択肢を選べるような便利なサービスが、より注目されやすくなってきています。 共働き世帯の増加 共働き世帯の増加や独身世帯という、世帯の状況の変化にも影響があるでしょう。 共働き世帯は、1997年以降妻が無業の世帯を上回っていて、その差は年々拡大している傾向にあります。 そんななかで2000年に入り、デリバリーサービスがインターネット上で簡単に行える仕組みが生まれたため、需要が高まる一員となっていると言えそうです。 参考データ: 軽減税率対象 2019年10月1日、消費税の増税が行われました。 それまでの8%から10%の引き上げになりましたが、一部の品目においては税率据え置きの措置「軽減税率」が適用されています。 軽減税率対象の品目は、飲食料品と新聞 週2回以上発行されているもの とされていますが、この飲食料品のなかには外食店舗等におけるテイクアウト 中食 も含まれているのです。 そしてデリバリー 宅配 に関しても同様に軽減税率の対象となっているため、消費税はこれまで通り。 外食をするよりもお得感が得られますよね。 こうした軽減税率の影響もあり、デリバリーサービスへの注目が高まっているということも言えそうです。 参考資料: 今後のフードデリバリーの課題 ウーバーイーツをはじめとして、配達員を個人事業主として個人で賄っている場合、様々なトラブルやクレームが発生する場合も少なからずあります。 これまでにも、配達中の事故や怪我に対する補償、注文商品の取り扱い方などにも注目されてきました。 ウーバーイーツが補償内容を追加 2019年10月1日より、ウーバーイーツでは配達パートナーへの補償が追加されています。 Uberと三井住友会場火災保険株式会社との保険契約に関して、傷害補償制度をカバーする項目が追加されることとなりました。 それまでは、対人・対物賠償のみの内容でしたが、事後による本人の怪我等に対しても補償がカバーされることになったのです。 デリバリーサービスにおいて、飲食店・サービス提供会社・配達人という3者が関わる仕組みにより、複雑な問題が生じることもあります。 こうした仕組みによる様々な問題に対応できる解決策を用意していくことが大きな課題の一つでしょう。 コロナウィルスの影響によるフードデリバリーの動き コロナウィルス流行の影響により、デリバリーサービスの需要が高まってきています。 こうしたなかで、フードデリバリーサービスや飲食店を支援したり、サービス内容もコロナ対策を意識したものに動き始めています。 地域でフードデリバリーを行う飲食店を応援 特にウーバーイーツでは手軽にデリバリーサービスを始められるという点でも人気です。 そんななか、地域の情報サイトで、ウーバーイーツに参加した飲食店の情報を掲載したり、SNSでハッシュタグをつけて拡散するなど様々な方法でコロナウィルスの影響による痛手を受けている飲食店を支援する動きも見られています。 配達人が直接商品を手渡さないことで、不安を和らげるなどの対策も取り始めています。 まとめ 江戸時代を元祖に、時代とともに進化し続けてきたフードデリバリーサービス。 今後も社会や消費者の変化に応じて、より便利で安心して利用できるサービスへと進化していくはず。 コロナウィルスの影響がきっかけで、さらに需要が高まっているデリバリーサービスですが、飲食店としては今後も新たな集客方法の一つとして取り入れていきたいサービスと言えるでしょう。 ぜひ、この機会をきっかけに始めてみてはいかがでしょうか。

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フードデリバリーに注目!コロナの影響でさらに市場が急成長?背景も解説!|Uber EATS|マーケティング|デジタルトランスフォーメーションを支援するはじめてのDX

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アマゾン・ドット・コム(AMZN)は米国で展開していたフードデリバリーサービス「アマゾン・レストランツ」を6月24日に終了することを明らかにしました。 同サービスは、ユーザーそれぞれの自宅の近所にあるレストランから料理を宅配するサービスで、アマゾンのサービス自体はやや苦戦していましたが、こうしたサービスは米国では非常によく使われているものです。 同社の発表によると、サービス終了に伴う社員への影響は限定的とのことで、業績への大きな影響もないようですが、アマゾンは同サービスを積極的に推進していただけに、今回の撤退は正直驚きです。 ただ、私も昨年まで米国に3年ほど住んでいた際、「アマゾン・レストランツ」を含め多くのフードデリバリーサービスを利用していましたので、「eコマースの王者であるアマゾン」が撤退したこと自体は驚きですが、一方で、確かに同サービスに参加しているレストランの数などは他社サービスと比べて明らかに劣っていましたので、実際の使い勝手から考えると、アマゾンの撤退も正直納得がいくところでもあります。 しかし、以下のグラフにある通り、そもそも「アマゾン・レストランツ」のシェアは微々たるものでした。 オンデマンド・フードプラットフォームの市場シェア(売上高ベース)、米国2019年2月時点 出所:Edison Trendsのデータを元に楽天証券作成 現在米国のフードデリバリー市場はドアダッシュ(非上場)、グラブハブ(GRUB)、ウーバー・テクノロジーズ(UBER)が手がけるUber Eatsの三つ巴状態となっています。 確かにアマゾンがこの市場を食い荒らすのではないかという懸念はなくなったものの、昨年までは頭一つ抜けていたグラブハブもシェアを落とし気味ですので、まだまだこの業界の王者はわからない状況です。 現在の市場シェアは少ないものの、決済サービスを手がけるスクエア(SQ)傘下のキャビアなども、今後は市場シェアを拡大してくるかもしれません。 ただ、米調査会社Statistaのレポートによると、米国のフードデリバリー市場は2018年から2023年にかけて、平均で毎年9. つまり、この業界は「パイを奪い合う」状況にはまだなく、どちらかというとマーケット全体が成長する中で、参加者全てが恩恵を受ける状況であるとも言えそうです。

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